小中学校などの現場でChromebookなどが配布される「スクールGIGA構想」がぼちぼち始まっていますが、学校で配布された「Chromebook(クロームブック)」を学校で使っているときに個人的な情報検索や、アプリをいれると管理者(先生)にばれてしまう(監視される)のでしょうか?
正直結論としては、「Chromebook(クロームブック)」を管理している学校によってしまうのですが、いろいろと意見がありましたのでまとめています。
ページ内要点
要約ポイント
- 「Chromebook(クロームブック)」管理する側、される側のジレンマ
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悩み:先生に検索履歴などをみられてしまうのか?
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生徒がどんなことを授業中にどの時間に調べたかのチェックなんてほぼしない
クロームブックにはどんな管理者設定があるの?
では、クロームブックには公開されている情報のなかではどんな管理者設定があるのでしょうか?
「Chrome デバイスのポリシーを設定する」というヘルプを参照してみましょう。
IDとパスワードが管理されているのなら可能性あり?
Googleのアカウント自体、先生や教職員がログインできる状態なら、検索履歴などを確認することは物理的には可能ですが、生徒一人ひとりを確認するのは現実的ではありません。
また個人情報保護の観点から、いわゆる炎上しそうな話でもありますので、ほぼないでしょう。
その代わり画面監視ツールなどの利用で、生徒のChromebook画面で見ているものを録画などされていてあとからランダムでチェックされていたりする場合はまずいですよね。
あまり目立つ行動は避けたほうが懸命です。
会社などだと監視ツールが動いており、指定したソフト以外のソフトを入れるとシステム部に呼び出され怒られるなんてこともああります。
システム側の保守管理という仕事(ルール外の使用されるのをさけるための取り組み)なので、こちらの正義とむこうの正義がかちあう形ですね。
とはいえ、IDとパスワードで勝手にログインして検索履歴や閲覧履歴などをチェックするなんてよほどの問題を起こしたときくらいでしょう。それくらいリスキーで面倒です。
別アカウントやゲストモードでログインしよう
学校や組織が管理しているグーグルアカウントがもしあるのでしたら、学校や組織側がログインして検索履歴などをチェックされることは物理的には可能です。
※ルール的にどうか?って話にもなりますが
そのため、プライベートのものについては、別アカウントやゲストモードで記録が極力残らないようにログインして使うのも手ですね。
ただし、見つかったと時の弁明は考えておかないといけませんね。
Googleのシークレットモード
GoogleChromeには、シークレット ブラウジングの仕組みがあります。いわゆるシークレットモードですね。
みんな安心して使っていますが、これ、学校の管理者にはデータがみられてしまう可能性があります。
なぜならPCのアクティビティが誰にも知られないわけではありません。
- アクセス先のウェブサイト(これらのサイトで使用されている広告やリソースも含みます)
- ログインしたウェブサイト
- 雇用主、学校、または使用するネットワークの管理運営元
- ご利用のインターネット サービス プロバイダ
- 検索エンジン
Googleのシークレットモードでもアクセスしたサイトの内容が管理者側にばれてしまう可能性があります。
自分のChromebook が監視・管理されてるか確認する方法
自分のChromebook が監視・管理されてるか確認する方法があります。
それは、「管理対象になっているマーク」がついてるかどうか確認すればわかります。
右下の時刻部分を押す
画面右下の時刻部分を推します
管理対象デバイスのアイコン
管理対象デバイスのアイコン があるかどうか見てください。
ここに「管理対象デバイスのアイコン」が表示されていると使っているChromebookは監視対象になっているということです。
まとめ
- 「Chromebook(クロームブック)」管理する側、される側のジレンマ
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悩み:先生に検索履歴などをみられてしまうのか?
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生徒がどんなことを授業中にどの時間に調べたかのチェックなんてほぼしない