「クロームブック(Chromebook)」2020年第4四半期(10月〜12月)にMACを抜いたというニュースが駆け巡りました。
文字通り、世界でのIT企業「GAFA(ガーファ)」と呼ばれるAppleとグーグルの激戦を感じますね。
要約ポイント
- 「クロームブック(Chromebook)」2020年第4四半期(10月〜12月)にMACを抜いたというニュースが駆け巡りました。
- 理由:販売シェアがのびているのはコロナ禍が後押しして高額なPCよりも手頃・安全に使えるクロームブックが選ばれたため
- 調査元:Strategy Analytics
販売シェアデータがChromeOSが伸びている
- 2020年10月〜12月のChrome OSのシェア:16.4%
- 2020年10月〜12月のmacOSのシェア:9.1%
2020年トータルの販売シェアでもChrome OSは14.9%で、macOSの8.7%を超えています。
Chrome OSとは
Chrome OSというのは、クロームブックにはいっているOS(基本ソフト)のことです。WindowsやMacみたいなものですね。
このChrome OSのシェアが2020年の巣ごもり景気もあいまって、激増したのが裏にある背景のようです。
特に日本では従来の教室授業から、オンライン授業を行わざるを得ない環境などが増え、デジタル化が余儀なくされました。
そのいままで先延ばしにしてきた一部も強制的にデジタル化せざるをえない状況になり、高額なMacや安いと使い物にならないWindowsよりもわりと手頃な値段で安全に(学生にとって)使わせやすいクロームブックが選ばれやすい状況が揃っていたというわけです。
日本でのGIGAスクール構想
「GIGAスクール構想」は2019年12月、文部科学省が打ち出した全生徒にPC端末を渡してデジタル・リテラシーの向上化をすすめる構想です。
GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略でデジタル単位のギガではありません。
ICT教育も世界的に見て日本は遅れがちです。
メモ
ICT教育は、パソコンやタブレット端末、インターネットなどの情報通信技術を活用した教育手法のこと。 ICT教育の「ICT」は、Information and Communication Technology 。「情報通信技術」をさしています。
まとめ
- 「クロームブック(Chromebook)」2020年第4四半期(10月〜12月)にMACを抜いたというニュースが駆け巡りました。
- 理由:販売シェアがのびているのはコロナ禍が後押しして高額なPCよりも手頃・安全に使えるクロームブックが選ばれたため
- 調査元:Strategy Analytics